ロビ音声認識表示プログラム
2015年1月16日


 前回、前々回とUSBケーブルでロビとパソコンをつないでリモート接続を行いロビの音声認識を処理するプログラム作成してきました。
 今回インターネット検索の機能を追加して本プログラムの機能拡張はひとまず終了としてでこのプログラムを公開します。
 なお画像表示の画像は一部の物しか揃っていません。
 また音声認識をメインプログラムでやっているものはクイズしかサポートしていません。

 本プログラムのこちらのリンクからダウンロードする事ができます。

  RBPicture_120.zip

 適当なフォルダーに展開してください。
 なおロビボイスプレイヤーなどをお使いの方はそのフォルダーに入れていただとNinshiki.csvとvoice.csvが共通に使えます。

 picフォルダーは音声認識の関連画像です。
 RBPicture.exeと同じフォルダーに入れておいてください。

 ロビプログラムフォルダーの中身はそのままロビのSDカードに入れてください。
 main5_InitFlag確認補完無し_シーン1固定0415_test2.RM4は標準のメインプログラムに直接実行と音声認識番号の書込み機能を拡張したものです。
 普通に音声認識をするので通常のメインプログラムとしても使えます。

 ランダムフォルダーのプログラムはクイズの出題プログラムで音声認識と直接実行をサポートしています。

 ロビとパソコンをUSBケーブルで接続してプログラム(RBPicture.exe)を立ち上げると下記のファイルダイアログが表示されます。



 SDカードに入れた「音声認識.LOG」を指定してください。

 ロビに話しかけると画面には音声認識番号とテキストが表示されます。



 関連画像がpicフォルダーにあれば画面に表示されます。

 この時「ネット検索」にチェックを入れておくとインターネットブラウザが立ち上がり認識したGoogleのインターネット検索を行います。

 インターネットブラウザとしてインターネットエクスプローラーをお使いの場合は新しいタブが開かないように次のような操作をしておいてください。



 ツールメニューの「インターネットオプション」コマンドでタブボタンを押して「他のプログラムからのリンクを開く方法」で「現在のタブまたはウィンドウ」を選択してください。BR>
 「画像検索」にチェックを入れておくとYAHOOの画像検索が行われます。
 また「動画検索」にチェックを入れておくとYouTubeの動画検索が行われます。

 「ロビ同期」にチェックを入れておくとUSBに接続されたもう一台のロビに認識したIDを直接命令で転送します。

 チェックを入れるとプログラム立ち上げ時と同じようにファイルダイアログが表示されますのでもう一台のロビのSDカードの「サーボ.LOG」を指定してください。
 なおもう一台のロビが音声で反応する場合はこの機能は使えません。
 マイク部分をふさぐなどして音声に反応しないようにしてください。

 「再生」ボタンでロビボイスプレイヤーで再生する音声ファイルを再生します。
 「全面表示」ボタンで関連画像をディスプレィ全体に表示します。
 なお「再生」ボタンで音声ファイルを再生するにはロビボイスプレイヤー同様ロビのSDカードのvoiceフォルダーを本プログラムの実行フォルダーの下にコピーしておく必要があります
 ロビボイスプレイヤーがインストールされている場合は同じフォルダーを共用する事ができます。


 現在関連画像は以下の認識語に対応するものが用意されています。

 ロボット
    エボルタって知ってる?
    キロボって知ってる?
    高橋智隆
    デアゴスティーニ
    トランスフォーム
    ロボゼロって知ってる?
    ロボットのこと教えて

 遊び
    今日の運勢は?
    今日のラッキーカラーは?
    クイズ出して

 関連画像を追加する場合は以下のようにしてください。

 画像はJPEG(拡張子.jpg)でpicフォルダーに追加します。
 画像の大きさは余白が表示されますので任意で構いません。
 ファイル名は4桁の数字にしてください。
 1000番台が認識語番号で2000番台はロビがしゃべるプログラムの番号です。
 認識番号(認識語のファイル名1の番号=NFXXXX.wav)の3桁です。
 ロビがしゃべるプログラムの番号はロビの発声プログラムの頭の3桁です。

 認識語はメインプログラムで書込むので画像を用意するだけで構いません。
 ロビがしゃべる方はロビの発声プログラムの最後でプログラム番号を書込むようにします。
 最後なのでプログラムのアドレスがずれる事はなくプログラムを抜ける時に書かれます。



 メモ帳等でロビの発声プログラムを開いて最後の部分に今回提供している発声プログラムの最後の部分(赤線)をコピーアンドペーストで画像対応したい発声プログラムに追加してください。
 その際音声番号(赤丸)を発声プログラムの番号に書き換えてください。
 アドレスが変わるため追加したブロックと前の命令の間の改行の数は変えないでください。
 またメモ帳で「名前を付けて保存」すると拡張子に.txtが付けられるので注意してください。


 実際にこのプログラムを動かした動画です。

     

 「ロボゼロって知っている?」でウチのホームページがトップに出て来たのには驚きました。
 もっともこの言葉で違うWAVファイルを再生する方法を記載した記事なので不思議ではありませんが。
 画像検索でもウチのホームページがヒットします。
 意外なものが検索されて結構おもしろいです。

 なおロビのプログラム変更やSDカードの書き換えは、ロビ本体への影響を及ぼす可能性があるのであくまでも自己責任という事でお願いします。
 必ずオリジナルのSDカードのバックアップは取っておいてください。
 問題があったらオリジナルのSDカードに戻してください。

 特にUSB接続を行うにはロビのマイコンボードの改造が必要になってきます。
 マイコンボードの改造を行うとディアゴスティーニの無償保証が受けられなくなりますので注意してください。

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