色替えパーツ用中継コネクター
2018年1月16日
ロビ2で色替えパーツに交換する際に使用するサーボケーブルの中継コネクターを調査しています。
色替えパーツにはサーボ4個とサーボケーブル4本を組み込む予定です。
本来色替えパーツを接続する場合は色替えパーツのサーボケーブルをヒザのサーボに接続するためにヒザパーツを分解する必要があります。
この中継コネクターを使えばコネクターをヒザパーツの外に出せるため分解せずに接続する事が可能になります。
今回はロビ2用のコネクターベース(ADH型、サーボ側のコネクター)を組み合わせたものを使用しています。
まずADHベースとACHベース(ロビ1用のコネクター)のピン通しをハンダ付けしたものを使用します。
補強のため裏側にプラ板を接着しています。
この形状の場合、コネクターピンの左右が入れ替わるのでビザのサーボケーブルはクロスケーブルを作成する必要があります。
クロスケーブルは標準のサーボケーブルの片方のコネクターの両端のコンタクトピンを抜いて入れ替えれば作成できます。
また標準のサーボケーブルの両端の2本を切断して入れ替えて結線し直しても作成できます。
色替えパーツのサーボケーブルを接続してヒザのパーツ穴に挿し込む事ができます。
サーボケーブルを外す時にヒザのパーツ穴から引っ張り出す事が可能です。
なお今回はACHサーボケーブルとADHサーボケーブルでクロスケーブルを作成しています。
両方ADHベースにした場合はADHサーボケーブルでクロスケーブルを作成します。
次にADHベースとADHベースを直角に組み合わせてピン通しをハンダ付けしたものを使用します。
この形状の場合、同じピン通しをハンダ付けできますのでのビザのサーボケーブルは標準のストレートケーブル使用できます。
色替えパーツのサーボケーブルを接続してヒザのパーツ穴に挿し込む事ができます。
サーボケーブルを外す時にヒザのパーツ穴から引っ張り出す事が可能です。
ただしピン通しをハンダ付けしただけなので強度的に弱いです。
次にADHベース通しを背中合わせにしてピンをハンダ付けしたものを使用します。
この形状の場合、ベースの金属部をハンダ付けできるので十分な強度が得られます。
ただしこの場合もコネクターピンの左右が入れ替わるのでビザのサーボケーブルはクロスケーブルを使用する必要があります。
厚みがあるのでそのままではヒザのパーツ穴に挿し込む事ができませんでした。
縦(短い辺の方)方向で何とか押し込む事ができました。
しかしサーボケーブルを外す時にヒザのパーツ穴から引っ張り出す事はできませんでした。
最後にADHベースにロビ2のサーボケーブルを直接通ハンダ付けしたものを使用します。
ベースとケーブルはハンダで付けてあるだけで強度が不十分なのでペースの裏に接着剤で固めてあります。
そのためベースにケーブルを挿した時ベースのケーブルと挿したケーブルが同一方向(通常の接続とは逆)になるようにあえてしています。
この方式の利点はベースのケーブルを直接ヒザのサーボに挿し込めるため接続用ののサーボケーブルが必要ありません。
そのためサーボコネクターは標準のコネクターと同じピン番号に接続できるような配線にします。
長さはあまり長すぎるとヒザパーツに押し込みにくくなるのでロビ2の70mmのサーボケーブルを半分に切った長さにしています。
他の方式でも同じですが色替えパーツと接続/切断作業するために色替えパーツとヒザパーツの間にある程度距離が必要です。
接続したらヒザのパーツとヒザのサーボの間の空間にドライバー等で押し込みます。
この方式の課題としてはベース自体が非常に壊れやすいのでケーブルを外す時に十分気を付ける必要があります。
ロビ2のサーボケーブルのコネクターはストッパーでカッチリはまるようになっています。
色替えパーツを頻繁に交換する場合はベース側のストッパーを少し削って外しやすくする工夫が必要かも知れません。
一番目のタイプと最後のタイプが中継コネクターとして使えそうです。
ただし一番目のタイプはクロスケーブルを作成する必要があります。
なお今回使用したADHベースは以下のサイトでADHと検索してBM03B-ADHKS-GAN-ETBがロビ2で使用しているものです。
JST shop
このパーツは表面実装用でハンダ付けが非常に細かいのでハンダ付けに技術を要します。
また接続不良によるロビ2への影響もありますのでやられる方は自己責任でお願いします。
今回使用したコネクターは全てmiconoさんにハンダ付けをしてもらいました。
お忙しいところ大変ありがとうございました。
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