RITS ロビ・インターネット送信システム
2018年4月25日
2021年2月5日改訂
2021年2月9日改訂
2021年2月14日改訂
RITS ロビ・インターネット送信システムはインターネット経由でロビを動かすWebページです。
動かすロビはFlashAirを装備してインターネットにつながった無線ルーター(WiFi)に接続できるようにする必要があります。
FlashAirがインターネットに接続できるようにするためにはFlashAirの設定をインターネット同時接続モードで設定する必要があります。
まずインターネットでロビを動かす仕組みを説明しておきます。
インターネットブラウザでロビ専用Webページ(RITS ロビ・インターネット送信システム)をアクセスします。
このページはフォームによりWebサーバーのCGIにPOSTします。
この時選択したロビの認識語のIDをパラメーターとしてCGIに渡します。
CGIはこの認識IDと現在時刻をURL(ロビアクセスURL)のファイルに書き込みます。
FlashAirは起動されると上記のロビアクセスURLを定期的にアクセスしにいきます。
書かれているタイムスタンプをチェックして新しければ認識語IDをロビのリモートファイル(ADDON/REMOTE.LOG)に書き込みます。
ロビはこの認識語IDに対しての動作を行います。
FlashAirに入れるLUAプログラムプログラムはロビを起動してFlashAirに電源が入ると動き出します。
FlashAirがインターネットに接続できるとロビが「準備OK」と言い接続状態となります。
Webページの操作
インターネットブラウザでRITS ロビ・インターネット送信システムにアクセスすると上記の画面が表示されます。
ロビに送信したい認識語をプルダウンリストより選択します。
送信ボタンを押すとロビに認識語が送信されます。
この時ロビが一台も接続されていない場合でも送信ボタンを押す事ができます。
また複数台ロビがつながっている場合は複数のロビが同時に動きます。
なおアクセスキーが1234(標準)のまま送信するとアクセスキーが1234(標準)でつながっている他のロビに対しても認識語を送信する事になります。
WebページはWindowsのインターネットブラウザの他、AndroidやiPhone等のスマホやタブレットから操作する事もできます。
アクセスキーの変更
アクセスキーを他の数字に変更する事により他のWebページからの操作を受け付けなくする事ができます。
アクセスキーを変更する場合はFlashAirに入れるにGetRemoteData.luaをメモ帳等で変更してください。
1行目の数字を任意の数字に変更してください。
桁数は任意ですが短いと他の人と重なる事があります。(重複のチェックは行っていません)
またあまり長いとWebページで指定する時に手間がかかりますので適度の桁数にしてください。
なお半角数字以外でも使用可能な文字がありますがURLとして受け付けられない文字があるのでなるべく半角数字を使用してください。
メモ帳で保存する時に名前を付けて保存を行うと拡張子にtxtが付けられるので注意してください。
変更したFlashAirに対して送信する場合はWebページのアクセスキーに変更した数字を入力して送信ボタンを押してください。
同じ番号を複数台のFlashAirで使用する事ができます。
その場合は同時にロビを動かす事ができます。
双方向でロビを動かしたい場合は2つのアクセスキーを使用して送信したいFlashAirのアクセスキーをWebページで指定してください。
FlashAirの設定
ダウンロードしたrits_flashair.zipのFlashAirフォルダーのGetRemoteData.luaファイルをFlashAirに直接(フォルダーなし)入れてください。
ダウンロードしたrits_flashair.zipのFlashAirフォルダーのSD_WLANフォルダーのCONFIGファイルをFlashAirのSD_WLANフォルダーのものと置き換えてください。
元のCONFIGファイルは元の状態に戻せるように必ずバックアップを取っておいてください。
なおFlashAirのSD_WLANフォルダーおよびCONFIGファイルは隠しフォルダー、隠しファイルの設定になっているのでWindowsの設定はこれらのファイルが表示できるようにしておいてください。
CONGIFファイルをメモ帳等で変更してください。
BRGSSIDとBRGNETWORKKEYの値を使用する無線LANルーターの合わせて変更してください。
BRGSSIDは無線LANルーターの識別子(SSID)で利用できるネッワークで表示される名前です。
RGNETWORKKEYの値を使用する無線LANルーターのセキュリティキーです。
基本的にこの設定で動かせますが他の値も必要に応じて変更してください。
最後のLUA_RUN_SCRIPTはロビの起動時に動かすLUAプログラムを指定していますのでこのままにしておいてください。
UPDATE=1はリモート接続でロビを操作する場合必要なので必ず指定しておいてください。
CONFIGファイルの詳しい説明はこちらのページ(FlashAir Developers)を参照してください。
インターネット同時接続モードの詳しい説明はこちらのページ(FlashAir Developers)を参照してください。
メモ帳で保存する時に名前を付けて保存を行うと拡張子にtxtが付けられるので注意してください。
ロビのプログラムはFlashAirを使用したリモート接続ができる状態にしておいてください。
ロビのリモート接続に関してはこちらのページ(ロビモーションエディター)を参照してください。
なお今回の変更を行ってロビに対しても音声認識やロビボイスプレイヤー等のリモート接続操作は通常通りに行えます。
ダウンロードおよびWebページのURL
ロビ・インターネット送信システムをリニューアルしました。
新しいロビ・インターネット送信システムについてはこちらを参照してください。
ロビ専用Webページ(新)
RITS ロビ・インターネット送信システム
実際に動かした動画です。
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