プラロボホンの改造その6
2017年2月21日


 前回、音声認識ボードを取り付けて音声認識をやってみましたが、今回はその音声認識ボードを外付けの拡張ユニットを作成してそちらに移してみました。
 ついでに赤外線リモコンボードも付けてみました。

 拡張ユニットのケースは何でも構いませんが大きさはそれほど大きくなくプラロボホンがその上に立てる程度の大きさのものを使用します。
 もちろん音声認識ボードがその中に納まる大きさは必要です。

 今回手持ちのラズベリーパイのケースを使いました。
 ちなみに大きさは88mm×60mm×28mmです。(上記の商品とは異なります)

 まずマイクと赤外線LEDの基板を取り付けます。



 最初はコネクターが邪魔にならないよう赤外線LEDを前にもってきたのですがマイクが前の方が感度がいいと思いマイクを前に取り付けました。
 マイク穴と赤外線LEDがケース前方中央の穴から露出するようにネジ留めします。
 なおコネクター分の高さを確保するため下のケースのネジ留め凸部を撤去しました。

 ラズベリーパイのケース以外の場合はそれぞれの穴を開けてください。



 音声認識ボードとリモコンボードをロビのパーツのブ六角ポストで重ねます。
 ロビと同様リモコンボードは設定操作があるので上にします。
 また高さをなるべく低くしたいのでナットで固定する部分を上にしました。

 写真では自作の接続ケーブルを使っていますがロビのパーツの4本ケーブルで行えます。
 この拡張ユニットへはロビの信号線(I2C)ケーブル一本で構いません。
 マイコンボードとは上側のリモコンボードのどちらかのコネクターに接続してもうひとつのコネクターと音声認識ボードのどちらかのコネクターに接続します。
 マイクと音声認識ボード、赤外線LEDとリモコンボードはどちらもロビのパーツで行います。

 こちらの回のLED基板をすでにマイコンボードに接続している場合はLED基板の接続を音声認識ボードに変える必要がありますが、折角一本で接続できるので少し改造します。



 信号ケーブルの分岐ケーブルを作成します。
 ロビの信号線は基本的に一本のバスで構成されておりそれぞれの装置がアドレスを持っているので分岐しても大丈夫です。
 なお私の場合、拡張ユニットは必要に応じて接続したり別の拡張ユニットを接続できるように4Pのコネクターでプラロボホンに接続できるようにしています。

 ロビの信号線は基本的に一本のバスで構成されておりそれぞれの装置がアドレスを持っているので分岐しても大丈夫です。
 取り付けているでやったマイクと音声認識ボード、赤外線LEDとリモコンボードはどちらもロビのパーツで行います。





 ケースにはまだスペースがありますのでバッテリー等を入れる事ができると思います。
 その場合はプラロボホンには電源ケーブルで接続する必要があります。

 なお今回の改造は配線を間違えるとマイコンボードや音声認識ボード等が壊れる事がありますのであくまでも自己責任という事でお願いします。
 また使用するケースによっては本改造が適用されない場合がありますその場合は各自ケースに合わせた実装を願いします。

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